私は鹿児島県に住む60歳のモデルです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
分譲マンションを購入しようとする人の多くが、モデルルームを訪れます。分譲の部屋と同じに作られたモデルルームを見学すれば、実際に住んだ時のイメージが湧いて、物件の良し悪しも判断できます。しかしながら、モデルルームだけを見て購入を決めるのは、まだ待って下さい。実は、モデルルームというのは、実際の部屋より広かったり、綺麗目に作られていることが多いのです。それに誤魔化されないために、マンションのしっかりした間取りの図面を受け取って下さい。図面と照らし合わせて、大きさや部屋割り、窓の位置など問題がないかを、検証することが大切です。図面と違っていた時に、遠慮なく指摘をして問いただすことは、決して悪いことではありません。
それでは、モデルルームと図面との食い違いがないか確かめるためには、どのようにしたら良いでしょうか。方法は結構簡単です。長めの曲尺を1つ持参すればよいのです。図面や間取りを見て、長さ的におかしいと思った所は、遠慮なく曲尺で図ってみて下さい。モデルルームで、計測を行っても、何ら差し支えはありません。あなたが曲尺を出して、モデルルームの係員が嫌な顔をしたら、それは注意の証です。モデルルームをと図面との間に違いがあった場合は、実際の部屋を見せてもらえるよう頼んでみましょう。それを係員が断るようでしたら、その物件はお勧めとは言えません。マンションを購入するのは、大きな買い物です。物件は賢い目で選ぶようにしましょう。