夫婦2人家族に理想的なマンションの間取り(長野県/俳人/26歳/男性)

僕は長野県に住む26歳の俳人です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


ふたり家族に向くマンションの広さの目安についてご存知ですか。国が定める住生活基本計画における最低の広さは30平米、望ましい広さは55平米(都心部の場合)となっています。最低と望ましいとで大きく違っているのはリビング・ダイニングと寝室のスペースです。30平米であればダイニングのスペースは取れてもリビングスペースの確保は難しくなります。一方、55平米あれば、リビング・ダイニングのスペースに小ぶりのダイニングテーブルとソファセットが詰め込めます。また、寝室も、30平米であれば6畳程度ですが、55平米であれば10畳の広さがとれ、大きなベッドも楽に収まります。こうして見ていくと、部屋数は30平米ならワンルームか1DK、55平米なら1~2DKとなり、居住性に相当開きが出てきます。


予算との兼ね合いもありますが、理想的な間取りはふたり家族なら2LDKがオススメです。というのは、夫婦と言えども新婚ならいざ知らず、いつも同じ部屋にべったりというのも気詰まりなときもあるものです。夫がリビングでアクション映画を見ていても、妻は静かに読書をしたい、ということもあるでしょうし、逆に夫が自宅に仕事を持ち込んで集中したいときもあるでしょう。そうしたときに、精神的に落ち着いて静かに過ごせるスペースがあれば、お互いにストレスとならずに済みます。寝室以外に書斎や趣味の部屋として使えるもう一部屋があると、ゆとりある住生活が可能となります。また、予算的に無理という場合でも、部屋の片隅に小さなデスクを置いたり、寝室にパーソナルチェアとコーヒーテーブルを置くなど、スペース確保の工夫をすることを忘れないようにしましょう。