私は岩手県に住む31歳のフードコーディネーターです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションは大多数が左右を他の住戸に挟まれた中住戸になります。中住戸の開口部はバルコニー側と共用廊下側の2か所です。一方、角住戸は3方向に開口部がとれるため明るい部屋を確保しやすいため人気が高く、その分金額的にも差がつくところになります。中住戸で「日当たり」の観点から考えると、日当たりのいい部屋が何部屋欲しいかで、選ぶ間取りが変わります。部屋ごとに開口部の向きや大きさをチェックして、採光を確かめることが大切です。リビングの日当たりは向きと開口部が決め手です。日が当たる時間が最も長いのは南向きで、東・西向きはそれぞれ午前・午後の日当たりが良くなります。最近はリビングの開口部の幅を広げて採光を良くする物件が増えています。間取図の細い線で表示された部分が開口部なので、図面から読み取ってみましょう。
リビング以外の採光にもこだわるなら、居室の採光は部屋の配置によって異なります。例えばリビングプラス1部屋の採光確保をしたい場合は、リビングを縦長にして、横に和室などを配した間取りになります。境の戸口が広ければ一体として広く使うこともできるでしょう。またプラス2部屋の採光を希望する場合は、住戸の奥行より間口を広くして、バルコニー側に2部屋配した間取りが良いでしょう。または横長リビングプラス1部屋にするのも広く採光が期待できるでしょう。中住戸よりも格段に日当たりが良いのは前述したとおり角住戸です。全部屋バルコニーに面した間取りや、2方向に窓のある部屋をつくることが可能です。方角によってはどの部屋も日が当たることになります。明るい部屋が何部屋欲しいか、間取り図を見ながら以上のようなことも考えるとよいでしょう。