マンションの間取りについて(山梨県/左官/75歳/女性)

私は山梨県に住む75歳の左官です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


現在、ファミリー向けに販売されているマンションの間取りのメインは、「外廊下型の3LDK」です。ここでは、このような間取りの物件について詳しく見て行きましょう。「外廊下型の3LDK」物件は、玄関からまっすぐ中央に伸びる廊下の両脇にメインの寝室と子供部屋があります。そしてその先に、リビングともう一部屋という最もポピュラーな「田の字プラン」をしてます。かつては、残った一部屋は来客用に使われたものですが、近年のタワーマンションや大型マンションではゲストルームなどが充実しているため、その必要もなくなりました。そこで、この部屋をどのように配置するかで、リビングを縦型のものにするか横型のものにするかを選べるのです。


まずは縦型リビングから見て行きましょう。これはバルコニー側の間口にリビングと居室が並ぶ作りです。これは奥行のあるリビングを確保することが出来ます。その他にもメリットとして、居室の採光と通風が良く、リビングと一体化して使える点、リビングに壁が多いので家具を置きやすい点などが挙げられます。これに対して、横型のリビングとはどのようなものでしょうか。これは、バルコニー側の間口の全てがリビングになっているものです。明るく開放感があるリビングになり、リビングとダイニングの使い分けがしやすいというメリットがあります。このように、リビングの作りは2種類あり、最近の物件では選べるプランが人気です。また、リビングに面する部屋のドアを引き戸にして、間口を大きくするのが主流になっています。