僕は香川県に住む27歳の料理人です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
設計変更をするためには、営業マンと相談しながらラフなイメージを描き、それを設計士が図面に起こします。このときに間取りの構造上や法令上の問題、実際の使い勝手を確認して、建設会社に見積もりを依頼します。施工図面と見積もりを依頼します。施工図面と見積もりが出てくるのに、およそ1ヶ月程度の時間がかかります。そのため工事内容にもよりますが、水回りや電気の配線が関係する変更だったら、なるべく完成の9ヶ月前くらいまでに、間取りの打ち合わせをしておくのが適切です。棚を造り付けにするなどの内装工事の変更であれば、完成の3ヶ月前くらいまでには決めておく必要があります。100戸近い大型マンションでは、個別で設計変更に応じてくれないことがあります。
全体の戸数が多いので、個々に対応することが難しくなるのです。またマンションの構造に関係しない壁を取り払い、洋室とリビングを一緒にしてLDKを広くすることはできますが、建物を支える壁や柱、梁などを取り除いたり、移動させることはできません。図面上にPSと書かれた配管スペースは、変更できない部分です。マンション全体を上階から下階まで通しているものなので、ひとつの部屋だけ変えることは不可能です。ただし水回りの位置を変えたいと考えたら、このPSから2メートル程度の範囲内であれば変更は可能です。そのほかにも、コンセントの位置や数も変更することができます。1ヵ所追加でも5000円から1万円程度なので、各部屋に2ヵ所以上ないときは追加しておくと便利です。