私は長崎県に住む67歳のプログラマです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
新築の分譲マンションの場合、提携している金融機関であれば、住宅ローンの手続が簡便になっています。購入者の多くは住宅ローンを利用しますし、初めての利用という人がほとんどですので、手続には不慣れですが、分譲業者と提携している金融機関が事前の審査などを完了していますので、スムーズに進みます。審査の大きなポイントの一つが担保評価になります。仮に、中古マンションの一室を購入するのであれば、その居室の担保評価を個別に実施しなければなりません。しかし、新規の分譲マンションの場合には居室ごとの販売価格などから、担保評価を金融機関が事前に実施するのです。大手の分譲業者の場合には販売価格を時価として担保評価をします。
担保評価が分かっていれば、残りの審査は購入者である借り手の属性と返済能力だけを審査すれば終わりです。属性に問題がなく、返済能力があれば、基本的には担保評価額が借入の限度額になりますので、ローンの申込書は分譲業者が取次ぎます。そして、審査は簡単に完了します。借入の手続も簡便です。一般的には金銭消費貸借契約を購入者が同じ会場で順次行います。分譲業者が用意した会場に、金融機関の担当者と司法書士が待機して、購入者ごとに決まった時間に順番に契約手続をするのです。借入の手続、担保設定の手続、所有権移転登記の手続、火災保険の加入などを同時にしますので、短時間で手続は完了します。銀行の窓口に行く必要があるのは住宅ローンの実行の時だけです。