マンション住宅ローン控除を受けるためには(鹿児島県/エクステリアデザイナー/67歳/女性)

私は鹿児島県に住む67歳のエクステリアデザイナーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを住宅ローンで購入した場合、控除を受けることができます。住宅ローン控除とは、年末時点の残高に応じて所得税の控除が受けられる制度です。控除を受けることで所得税の一部が戻ってきます。所得税だけでは控除しきれない場合は、住民税からも控除をすることができます。控除額については、住宅を購入した時の消費税率によって異なります。消費税率が8%の時に購入した場合は、最大で40万円受けられます。控除が受けられる期間は最大で10年間ですので、トータルで400万円の控除が受けられることになります。控除を受けるためには確定申告が必要になります。会社員の人も確定申告が必要になりますが、2年目以降は年末調整のみです。


住宅ローンの控除を受けるためには、マンションを購入して住宅ローンを組めば誰でも控除を受けられるわけではありません。控除を受けるための要件を満たしていなければなりません。要件のひとつめは、住宅購入目的が自分が住むために購入したことです。投資用の購入は控除を受けることができません。そして、返済期間が10年以上であること、床面積が50㎡以上、住宅を取得してから6か月以内に住み引き続き住んでいる、控除を受ける年の所得が3000万円以下、中古住宅を購入した場合は築年数20年以内であること、入居した年の前後の2年の計5年にわたり、長期譲渡所得の課税の特例などを受けていないことが、住宅ローンの控除を受ける要件になります。