私は秋田県に住む67歳のドリラーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンション購入代金全額をキャッシュで用意できるという人は、そんなに多くありません。ほとんどの人が、自己資金で頭金や諸費用を用意し、不足分については住宅ローンを利用するという方法を採用しています。ここ数年は史上稀に見るほどの低金利が続いていますので、住宅ローンをうまく利用することによって、負担を抑えつつマイホームを手に入れることが可能になります。そうは言っても、20年とか30年という長期ローンを組むことになりますので、自分の状況や事情に合った金融商品を選ぶようにする必要があります。取り扱っている金融機関によって商品の内容に大きな違いがありますので、安易に決めてしまうのは危険です。また、できるだけ頭金を大きくすることで、不測の事態の発生に対処することができるようになります。
一般的に、頭金はマンション購入価格の2割程度あるのが望ましいと言われています。いくら借りるのか、また返済期間を何年にするのかなどによって、総支払額が大きく変わってきますが、頭金を大きくすることによって、確実に返済負担を軽減することができます。ローン返済中に収入額が大きく減ってしまう可能性がゼロとは言えませんので、余剰資金があるのであれば、少しでも多く頭金に回すようにするのが得策です。また、一口に住宅ローンと言っても、金利や返済方法には様々な種類があります。具体的には、変動金利型、固定金利型、固定金利選択型などがあるわけですが、金融情勢や自分のライフステージなどを考えて、最適な種類のものを選ぶようにする必要があります。