マンション購入での月々のローン返済額(京都府/音響監督/68歳/女性)

私は京都府に住む68歳の音響監督です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


住宅ローンを選ぶ際には、金利だけでなく借入額と返済額にも注意が必要です。毎月いくら返していくか、毎年いくら返していくかによって、マンション生活を行ううえで、ゆとりは大きく変わってきます。金利負担はちょっとでも少ないほうがいいからといって、無理をして短い期間やボーナス併用型返済でローンを組んで、生活を圧迫しては、さまざまな面で支障を及ぼすので、工夫することが大切です。金融機関が住宅ローンの審査をするときには、返済比率というもので計算します。現在の税込み年収をベースに、年間の返済金額がどれくらいの割合になるかというものです。この返済比率がシングル女性の場合、30%以内というのがひとつの目安になっています。


金融機関によって、返済比率やその計算のもととなる審査金利は多少異なります。しかし、その人が無理なく返済していけることが、ローン審査を通す重要な基準となります。返済方法には、元利均等返済型と元金均等返済型があります。元利均等返済型は、月々の返済金額を一定にして、その中で元金返済と利息の割合を調整していくものです。現在は金利が低いので、当初から元金部分もかなり返済していけます。返済が進むにつれて、徐々に元金部分の割合が増えていきます。元金均等返済型は、月々の元金返済額を一定にして、それに利息を上乗せします。はじめは返済額が多くなりますが、返済が進むにつれて利息が減る分、返済額は少なくなっていきます。