私は東京都に住む62歳の落語家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
今は賃貸物件に住んでいるけれど、いつかは分譲マンションを購入したいと考えている家庭も多いことでしょう。マイホームはほとんどの人にとって一生で一番高い買い物となりますので、住宅ローンを利用して購入する人が大半です。住宅ローンは基本的に返済期間が長期間に及び、かつ借入金額が多くなりますので、金利負担も大きくなります。わずかな金利の違いであっても、総返済額として考えてみると、百万円単位で違いが出ることも少なくありません。現在は長らく歴史的な低金利状態が続いていますので、ローンを借り始める時期としては悪くない時期であるといえるでしょう。では、住宅ローンの種類にはどういった種類があるのかご存知でしょうか。
一つは、借入期間にわたって金利が固定されるタイプがあります。二つ目は、変動金利型といって市場の金利動向に応じて金利が将来にわたって変更するものです。三つ目が固定金利と変動金利を組み合わせたタイプで、当初の5年や10年といった期間は固定金利の期間が続き、その後は変動金利に移行するものがあります。基本的に固定金利型の方が将来の金利変動リスクを借り入れ側が負わない分、当面の金利は高くなる傾向があります。変動金利型は、将来の金利変動リスクを借り入れ側が負う半面、最も金利が安く借り入れをすることができます。マンション購入時にどういった種類のローンを組むかについては、事前に返済シュミレーションサイトなどを利用して、最も自分に合った種類のものを組むとよいでしょう。