僕は沖縄県に住む46歳の保安官です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
新築分譲マンションには、ほぼ例外なくモデルルームが設置されています。建築中から販売をしますので、実際の建築場所ではなく、そこから比較的近い場所に設けられることが多いです。実際のマンションと同じ仕様で作られているので、モデルルームを見ることによってイメージすることはできます。しかし、そこでは、実際の立地や周辺環境を確認することはできません。したがって、建築中であっても、実際の場所を見ることは欠かせません。工事現場には入れないにしても、道路付けの状態、隣地や周辺の環境などは確認することができます。モデルルームとチラシだけで現地を見ないのは危険です。必ず現地を見て、実際に周辺を歩いてみることが重要であると言えます。
モデルルームには、インテリアコーディネーターが選定した家具などが置かれています。花や装飾品もあります。逆に、余分なものは置かれていません。室内が美しく整然としているように見えます。実際に居住すれば、様々な家具や家財道具がありますので、室内はもっと狭くなってしまいます。モデルルームのような高級家具を置くことも難しいです。したがって、調度品や装飾品に目を向けるのではなく、部屋の使い勝手、キッチンの仕様、風呂場や脱衣所の広さなど、確認すべきことを冷静に見極めなくてはなりません。風通しが良く日当たりも良い方角に向けて作ってありますので、図面などでどの部屋がどの位置になるのか確認することも忘れないようにしたいです。