狙い目のマンションは棟内モデルルーム(福島県/司法書士/46歳/男性)

僕は福島県に住む46歳の司法書士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


お買い得なマンションを手に入れるためには、世の中の状況や時期などを冷静に見極めて、ベストのタイミングを待ったり、バーゲン月を狙うなどの方法がありますが、その他に棟内モデルルームがあります。最近は別の場所にモデルルームをつくるための、3000万円から1億円の広告宣伝費をカットして、完成間近のマンションの棟内にオープンするケースがあります。外観はほぼ出来上がって内装工事が始まった時点で、1部屋だけ先に内装を完了させ、エアコンやカーテン、照明などを取り付けて、オシャレな家具をコーディネートした部屋を棟内モデルルームとして公開するのですが、最終的にこの部屋も売りに出すのです。この物件が狙い目となります。


モデルルームにはたくさんの人が見学に来るので、どうしても細かい傷や汚れがついてしまう場合があります。そのため、最後に売る場合は、不動産会社も意外と気前よく大幅に値引きしてくれることがあります。実際に生活していれば、細かい傷や汚れはどうしてもついてしまうものです。自分の目で確認して気にならないようなら、モデルルームを購入するのも上手な買い物のひとつだといえます。つまり、現品限りの展示品ということです。工事の関係で低層階になっていることも多いですが、人に夢をあたえるために、内装の仕上げはより丁寧にされています。さらに、電子コンベックや食器洗浄乾燥機、エアコンや照明など、通常ついていないオプション設備もフル装備されています。