僕は岩手県に住む39歳の脚本家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
2014年4月1日より消費税が8%に上がり、一戸建てを検討している方にとっては購買意欲も大きく下がったことだろう。事実5%のうちに購入してしまおうといういわゆる駆け込み需要があり、その後増税を境に一気に受注が落ち込んでいる。住宅に関しては基本的には契約時ではなく引き渡しを受けた日について5%か8%かを判別することになっているが、国の政策として経過措置というものが存在する。半年前に建物請負契約を交わしておけば引き渡し時に税率が変わっていたとしても、旧税率が適用されるというものだ。具体的にいうと2014年4月1日の半年前の2013年9月30日までに建物請負契約を交わしておけば、引き渡しと入居が5月であっても5%の旧税率が適用されるということになる。
では8%に上がってしまった今、これから一戸建てを購入するにはいつが買い時なのだろうか。予定では2015年10月1日には10%に引き上げられ、ますます購買意欲も下がってくることだろう。金額が大きいために、消費税分だけでも百万単位の差がでてくるため、購入すること自体諦めるという家族もいるかもしれない。しかしちょっと待ってもらいたい。すまい給付金制度というのをご存じだろうか。所得が低い人ほど高額の現金を受け取ることができる制度で、消費税8%時で建物の持ち分割合に応じて最大30万円の給付を受けられる。さらに住宅ローン控除額が拡大され、最大で500万円の控除が受けられるようになった。(年収、条件等によって異なる。)これらの制度を最大限に活用し、買い時を見極め夢のマイホームを考えていきたい。