一戸建て住宅の固定資産税について(秋田県/ネットワークエンジニア/44歳/女性)

私は秋田県に住む44歳のネットワークエンジニアです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建て住宅を購入後、毎年かかる税金に「固定資産税」があります。ここでは、その固定資産税の計算方法について、ご紹介します。まず、戸建て住宅が建つ土地に対する課税は、評価額の1.4%となります。ただし、軽減措置があり、住宅用地は200平方メートル以下の部分を「小規模住宅用地」と呼び、その部分に関しては、課税標準額が6分の1に軽減されます。200平方メートル=66坪ですので、一般的な一戸建ての場合には、すべての土地の部分において6分の1の軽減措置が受けられることになります。ちなみに、「小規模住宅用地」に対して、200平方メートルを超える土地の部分は、「一般住宅用地」と呼ばれ、課税標準額は3分の1に軽減されます。


土地に関しては、何年経っても償却されませんので、この部分の税額は、評価額が見直されない限りは、土地にかかる固定資産税は、変わることはありません。ただし、評価額は、3年ごとに見直しが行なわれているので、評価額が変われば、もちろん税額も変わります。建物にかかる固定資産税も、土地と同じく税額は評価額の1.4%となります。ただし、軽減措置が異なり、新築の建物は120平方メートルの部分に対して、一般の住宅の場合には3年間、固定資産税が2分の1になります。対象住宅は、居住部分が建物全体の面積の2分の1以上あるという条件があります。建物については、期間を区切っての軽減措置となり、4年目からは税額が上がることになります。