一戸建て住宅の防犯について(静岡県/入国審査官/65歳/男性)

僕は静岡県に住む65歳の入国審査官です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


最近では、各地で物騒な事件が増えてきています。そこで、一戸建て住宅の防犯について考えてみます。一戸建て住宅に関連して一番多い犯罪は、何と言っても空き巣です。そして、空き巣の被害に遭わないためには、いくつか大切なポイントがあります。まずは、玄関のドアには2つ以上の鍵を取り付けることです。空き巣はピッキング等で簡単に鍵を開けることができますが、鍵が2つ以上付いていることで多少なりとも鍵を開けるのに時間がかかるのです。ですから、空き巣はそのような家を敬遠する傾向があるのです。また、玄関先が外から見えないような家は空き巣に狙われやすくなります。ですから、庭の生垣はしっかりと手入れをして、外から玄関先が見えるようにしておくことも大切です。


一戸建て住宅の防犯対策として、番犬を飼うことも有効です。番犬は、大声で鳴かなくとも、存在自体が抑止力につながるのです。また、庭に大きめの砂利を敷き詰めることも有効な対策と言えます。なぜならば、空き巣が庭から侵入しようとした場合に、砂利を踏みつけるために足音がするからです。また、防犯カメラを取り付けたり、セキュリティー対策を警備会社に依頼するという方法もあります。警備会社に防犯対策を依頼する場合は、契約料が必要になりますが、警備のプロですから任せておけば安心です。そして、一戸建て住宅の防犯対策で忘れてはならないことは、日ごろの近所づきあいを大切にすることです。近所同士で気にしあって生活することで、空き巣に対しても大きな抑止力になるのです。