私は島根県に住む21歳のランドスケープアーキテクトです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
新築マンションを発表し販売が行われる際には、その部屋の雰囲気を直接見てもらうためにモデルルームを用意することになります。通常新築での販売は、建物を建設する前に行うことが多いために別にスペースを確保し、その中に実際にある間取りのうちのひとつを選んで再現することになります。それを見学することによって、壁紙の実際の質感や色合い、建具の感じや部屋の使い勝手などを確かめることができるようになります。パンフレットの写真だけではわからない感覚と雰囲気、そして部屋の広さと生活感を想像することができるようになるのです。家具なども配置していることがほとんどなので、住み心地もある程度は想像することができるようになります。
また、実際に建物が完成してからも販売が続いている場合には、建物内に新たに一部屋モデルルームとして開放する場合もあります。こちらは実際のマンション内の部屋ということで、さらに参考になるものです。モデルルームを別途に用意している場合には、そこが販売相談も行われる場になることが多いので、まずは予約を入れて部屋を案内してもらいながら見学が終われば、購入相談といった流れになります。もちろん、見学だけ行った上で帰ることもできますが、その部屋を見終わったあとに色々と質問をすることができます。目には見えない床コンクリートスラブの厚さや防音性能など、構造的なことも質問できますし、その一部が展示されているようなところもあります。