僕は大分県に住む69歳の保険計理人です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
賃貸型に比べて分譲マンションは防音という面で特に優れています。これは分譲の方が一般的に良い建材を使い、設計も堅牢なためで壁も防音壁かそれに近い物を使っていることが多く、夜中でも隣の住戸の音が響くといった事が少ないのがメリットです。また壁だけでなく、天井や床なども防音素材を使っているのが一般的です。例えばスラブの厚さがかなりあることが分譲マンションでは多く、遮音性能が高くなっています。更に床材には遮音フローリングと呼ばれるタイプの床材を敷いているケースが多くなります。これは一般のフローリングに比べて音を吸収しやすいため、階下に音が響きにくくなっています。このため騒音トラブルも分譲タイプは少ないのが特徴です。
一般の賃貸に比べて壁や床などに防音性の高い建材を使って遮音性を高めているのが分譲マンションの特徴の一つですが、特に近年は窓に対しても防音対策を施しています。これは床や壁と違って、外部の環境からの騒音を遮断するのに特に役立っています。一戸建てや賃貸マンションではガラス窓のは一枚ガラスのことが多いですが、分譲タイプでは二枚の合わせガラスとなっていることが多く見られます。また中にウレタンといった特殊素材を入れることで更に防音性と断熱性を高めたガラスも最近では珍しくありません。このように壁や床だけでなく、窓ガラスも遮音性を考えた製品を使用しています。このため分譲マンションは防音性という面では他の建物より優れているというメリットがあります。