私は神奈川県に住む65歳の運転手です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

不動産を探す際、マイホームの購入を考える方以外は、まず賃貸物件を検討する場合のほうが多いと思います。そもそも、賃貸物件とは何でしょうか。賃貸物件とは、月々の家賃を大家さんに支払って住居を借りる形式の物件です。どれだけ長い期間家賃を支払っても、その住居は大家さんのもののままで、自分のものにはなりません。ですから自分の財産にならないものに毎月家賃を支払うのは損だと考える人もいます。それを反対に考えると、賃貸物件のメリットは住み替えのコストが低いことと言えます。一度ローンを組んで住居を購入すると、住み替えようと思っても住居を一旦売却に出さなければならず、上手く行かなければ組んでいるローンよりも安い金額で売却しなければなりません。

賃貸住宅であれば、そのように損をする可能性や税金・手数料などのコストを抑えて新たな住居へ引越すことができます。例えば想定外の転勤やお子さんの成長・独立があったときに、ライフステージの変化に合わせて住居を変えることができれば、お子さんが独立した後に不必要に広い家に住みわざわざ高いローンを支払って暮らしていく必要もなく、必要最底限の家賃を支払って行けばいいということになります。また、賃貸住宅であれば地震や水害と行った災害の際に住居がダメージを受けたとしてもそれは自分の財産ではありませんから、被災によって財産が目減りするということもなくなります。災害リスクを重視されている方は、賃貸に住むことを前提として考えてもいいかもしれません。