僕は大阪府に住む66歳の客室乗務員です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
建売一戸建て住宅の選び方とは、どのようなものでしょうか。大きな買い物である建売一戸建て住宅ですから、誰もが失敗をしたくないと考えているはずです。そこで、いくつかのチェックポイントを挙げてみます。まずは、住宅の基礎部分です。できれば、べた基礎を使った住宅が良いでしょう。これは、住宅の基礎部分全体に鉄筋を入れてコンクリートで固めたもので、とても丈夫な基礎ということができます。また、住宅に用いられている工法もチェックする必要があります。住宅の工法によって耐震性が大きく異なってくるのです。特に、地震が多い地域ではとても大切なポイントだと言えます。軽量鉄骨の住宅は地震に強いイメージがありますが、木造住宅でもパネル工法などで造られた住宅は地震に強くなっているのです。
用いられている外壁の材質もチェックしてみましょう。外壁は、乾式工法と湿式工法に分けることができます。乾式工法とは、サイディングのことで、その材質は多彩です。例えば、窯業系や金属系、セラミック系や樹脂系、木質系やALCなどがあります。一方の湿式工法には、モルタルの下地に吹き付けを行ったり、漆喰などの塗り壁、そしてタイルやレンガなどがあります。外壁の材質によってメンテナンスが必要な場合があり、多くのサイディングや吹付では約10年後に外壁塗装が必要になってきます。ですから、できればメンテナンスが楽な物が良いのです。そして、最後に間取りのチェックです。間取りには人それぞれ好みがあって一概には言えませんが、動線がよく考えられている間取りが使いやすいと言えます。