僕は宮崎県に住む25歳の演奏家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建てを購入する際に、多くの人が頭金を気にします。ゼロでも購入できますなどの広告・チラシなどを見かけますが、実際のところはどうなのでしょうか。頭金なしの住宅設計は、大きなリスクを伴うと言われています。その代表的な例がサブプライムローン問題でした。住宅の販売価格が上がっているという甘い誘い文句で、信用度の低い人向けに住宅ローンを設定していました。しかし、給料が減ってしまったり、家族状況が変わったりなどが起こった場合、売却代金とローンが返せないという状況になってしまいます。これが不良債権化したのです。頭金なしということは、月々の返済がすべてということになるので、売却する際も返済できていない金額の比率が大きくなります。
先ほどのような事態を避けるためにも、一般にローンは年収の5倍まで、頭金は物件価格の2割欲しいと言われてきました。こうしておけば、売却する際には残金を返済できる可能性が高くなるし、貸したいときには、月々のローン返済額を家賃収入が上回る計算になります。あくまで目安なので物件が新築と中古とでまた違ってきます。新築を売る場合には、中古になるので資産価値が下がると考えておくとよいと思います。将来の生活設計のシュミレーションのためにも、頭金が0のとき、500のとき、1000のときなどのように住宅販売会社方に資産してもらうといいと思います。物件の相場や土地価格の相場にも変動しますが、入れるのと入れないのとでは全然金額が違います。