私は岩手県に住む74歳の着付師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

一戸建てを購入するには、資金準備が必要です。とはいえ、全額を準備する必要はありません。高額な買い物になるため、ローンを組んで月々返済していくことが可能です。その際、頭金が必要です。頭金とは、購入金額の一部を最初に支払うことです。近年は、頭金なしの一戸建てもあります。しかし、その場合は返済額が大きくなります。よって、事前にいくらか払っておいた方がローンの完済がしやすいです。では、ローンを組む金額の目安について説明します。一般的には、年収の5倍以内にすると良いとされています。それ以上だと、給料が減ったり、家族の状況が変わった時に対応することができない可能性があるからです。次に、頭金の相場についてです。

一般的には、購入金額の2割以上が最適です。2割を最初に払っておけば、残りの返済がしやすいです。また、その分金利も抑えることができます。万が一売却することを考えると、返済期間が長いほど、建物の資産価値が低くなります。その分、高く売れなくなるので、なるべく早く返済した方が得なのです。とはいえ、物件の相場や土地価格は常に変化しています。ゆえに、今よりも土地価格は高くなるかもしれません。しかし、物件は新築に比べて中古の方が安くなるので、注意が必要です。このように、ローンを組む時は、将来この家を売ったり、貸したりするとどうなるかを念頭において考える必要があります。以上から、頭金は一戸建て購入の際、とても重要なポイントと言えます。