不動産における新築一戸建てとは(山形県/新聞記者/25歳/女性)

私は山形県に住む25歳の新聞記者です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


不動産における新築一戸建てとは、ふたつのケースに分かれることになります。ひとつは建売りで、もうひとつは注文住宅です。建売りとは、不動産会社が土地の手配から設計、そして建築と販売までを行うもので、その一連の流れを全て手掛けることによって、低コストで提供できることになります。多くの場合は広めの土地を仕入れてから、そこに何棟か一戸建てを建てて販売することになります。その設計から建材の仕入れ、建具の選択などをまとめて行うことによって、それぞれコストを押さえることが可能となります。特に設計においては、その土地の立地によっても基礎構造が変わることもあり通常ではそれぞれに計算などを行う必要があるものですが、多くの一戸建てを手掛ける不動産会社であれば、そのノウハウを多く保有することになります。


また、家の間取りなどもいくつかのパターンに分けておくことで、設計も比較的手間を掛けずに行うことができるというわけです。そして建具や建材も大量に仕入れることによって単価を抑えることができます。その結果、比較的安価な価格で分譲できるわけです。それに対して注文住宅の場合にはオーダーメイドとなるために、それなりにコストは掛かることになります。設計や建具などの仕入れに関しても、それぞれにおいて価格交渉などを行うことによって予算を計算することになります。あらかじめ予定している予算に合わせるように設備なども選ぶことになるので、施主の行うことは沢山ありますが、他には無い自分だけの家を建てることができるわけです。