僕は島根県に住む63歳の内閣官房長官です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建ては新築でと言う考えも最近では少し変わってきたようです。築年数が30年以上経過している物件を購入する人が増えてきていて、その勢いはこの10年で特に増しています。その背景には、経済状況の変化があります。生涯雇用という概念は今では存在しないと言え、新築の一戸建てを持つことが基本とされていた風潮も薄くなってきています。では、新築を建てられない人たちは賃貸で一生を過ごさないといけないかと言うとそうではありません。新築だけにこだわらず、賢く一戸建てを購入することを考える人が増えました。決して経済状況を考えて仕方なくと言うわけではなく、前向きに考えて少ない資金でも効率的に、お得に家を買おうとするのです。
中古物件の数はかなり存在しており、業者としてもそれらを売りたいわけです。しかし、海外とは違い新築志向が強いこと、中古物件は価値があまり無いとされていたことでかなりの数の物件が残っています。それを解決したのはリフォームの進歩です。築年数が30年以上の一戸建てでも、リフォームすれば上等なものに生まれ変わります。リフォームの技術はもちろんですが、リフォームのコストが下がったことも中古物件が売れる要因の一つになっています。中古物件だから安く買える。安く買えた分リフォーム代に回せるお金ができるので、リフォームしたとしても新築よりも格段に安く家が手に入る。これからもっと中古物件市場は熱くなっていくと思います。