不動産を住宅ローンで購入する際の諸費用(神奈川県/芸能人/47歳/女性)

私は神奈川県に住む47歳の芸能人です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建てやマンションなどの不動産を、住宅ローンを組んで購入する人は多いです。住宅ローンを組むと、以後は住宅の代金を分割して支払うことになります。しかし支払うのは住宅の代金だけではありません。諸費用も加えて支払う必要があるのです。まずは保証料です。これは、仮に何かトラブルが起こって返済が不可能になった場合に、保証会社に返済を代わりにおこなってもらうために支払うお金です。保証会社による保証がなければ、金融機関としては安心してお金を融資できないのです。次に、団体信用生命保険料です。団体信用生命保険とは、契約者が死亡した場合や重度の障害を負った場合に、その保険料で住宅ローンを完済させるというものです。生命保険の一種ですから、保険料の支払いが必要になるのです。


さらに、融資するにあたっての事務手数料や印紙代も請求されます。事務手数料は金融機関によって具体的な金額は異なっていますが、印紙代の場合は融資額によって決められています。たとえば融資額が500万円以上1000万円未満の場合は1万円、1000万円以上5000万円未満の場合は2万円といった具合です。そして、不動産の抵当権設定登記費用も必要になります。返済が滞った場合には、その不動産は金融機関の抵当に入るのですが、そのように設定するためには有料の手続きが必要なのです。また、火災保険料や地震保険料の支払いも必要です。このように住宅ローンを組むと、多くの諸費用が発生するのです。そのため住宅購入の予算は、これらの諸費用を考えた上で設定する必要があります。