僕は北海道に住む49歳のカウンセラーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
誰もが夢見る憧れのマイホーム。最近は頭金が貯まるまでの間の狭いアパート暮らしを我慢できずに、頭金無しで一戸建てを購入する人が多いそうです。しかし「今、頭金無しで購入する人が1番多いんですよ」などというハウスメーカーの営業マンの言葉を鵜呑みにして全額借入をしてしまうと大変なことになります。頭金無しに全額借入してしまうと、当然その分支払う利息も多くなります。ということは、月々のローンの支払額が非常に多くなってしまい、せっかくのマイホームなのに家具も揃えられずに節約の日々を送ることになってしまうことも考えられます。あまりに高額だと住宅ローンを払いきれずにせっかく手に入れたマイホームも手放してしまうことになるかもしれません。
では頭金はどれくらいあったら良いのでしょうか。もちろん多ければ多いほど良いに決まっています。ただ一般的には2割から3割と言われています。仮に住宅ローンが支払いきれずに手放すことになった場合、残っているローンを払いきってからでないと売却することもできません。そうなるとやはり最初の借入金が少なければ、当然ローンの残額も少なくてすみます。いざという時に手放すことすらできないと非常に怖いですね。また家は経年劣化しますので修繕費などが必要になります。やはり月々の支払額が高いと、そういった修繕費を捻出することも非常に難しくなってしまいます。金利が低いうちに購入したいという気持ちもわかりますが、自己資金に余裕がないまま、多額のローンを組むことは避け、手放さなくてもすむよう資金計画をしっかり建てることが夢への第一歩といえるでしょう。