僕は熊本県に住む36歳のデザインプロデューサーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
不動産を所有することで掛かる費用を考えてみましょう。不動産を賃貸物件で借りるか、それとも所有するかどちらが費用が掛かるのでしょう。不動産を賃貸物件として借りれば、毎月の家賃を支払い借りている間は永遠に支払い義務があります。敷金や礼金も必要で、家賃は上がることもあるでしょう。例えば、家賃8万円であれば、1年間に96万円が掛かります。これを50年行うと4800万円となります。例えば、増税に伴い家賃が上がることなども考えられます。そうなると、5000万円くらいにはなるでしょう。この金額だけを見ると、十分に家が建つ金額です。ただ、賃貸物件の場合家賃以外の費用は支払わなくても良いというメリットもあります。
何もない状態から土地と建物を購入するとなれば、40坪一戸建てと、決して広くはない住宅を所有するとして、地方でもおそらく4000万円はするでしょう。しかし4000万円は正味です。4000万円に金利が付いて25年から35年のローンを組むことになれば、おそらく最初の10年分くらいが金利となるでしょう。さらに、固定資産税の負担は毎年所有していれば支払いの義務があります。また、10年毎の補修費が100万円前後は掛かるでしょう。こうなると、確実に物件所有の方が費用は掛かることになります。賃貸物件の場合、家賃にすべて費用が含まれるため、退去時の修繕費(借家法で決められる金額)以外は一切かかりません。住居は一生のうちでもっともお金が掛かるものでしょう。