南向きにできない場合の一戸建ての工夫(佐賀県/ファンドレイザー/32歳/男性)

僕は佐賀県に住む32歳のファンドレイザーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションと比べ制約が無いと思われがちな一戸建て住宅ですが、都心の狭い住宅地だと南側に隣の建物が迫っていることが割と多く見受けられ、南向きを確保するのがそもそも大変という事態になっています。南向きに出来ないことを克服する方法に、天窓や中庭があります。天窓は一戸建てならではの設備で、天気がよければ時間に限らず日差し恩恵を受けられます。すべての部屋に明るさを取り入れるには吹き抜けにする必要があり、フロアの制約がありますが、それでも開放的さが人気となっています。中庭は外からの視線を遮れるので洗濯物も惜しげなく干せますし、子供の遊び場や園芸の場所としても最適です。いつの間にか子供が外に出て行く心配もありません。


マンションではなかなか出来ないルーフバルコニーという方法もあります。ワンフロアすべてルーフバルコニーにすれば庭の変わりになりますし、夏にはバーベキューや花火鑑賞などを楽しめます。外からの視線も高さで克服できます。バルコニーや中庭を洗濯物を干す場所として使う時は、洗濯機を置く洗面所を近いフロアにするとあとあと便利です。一戸建てでは上下の移動が多くなり、重いものの移動は面倒です。洗濯はほぼ毎日するので、例えば洗面所が一階で干すのが4階だと、重い洗濯物の移動だけで非常におっくうになります。近いフロアにするだけでも負担減になります。南向きが確保できなくても、一戸建てならではの設計や設備でいろいろな工夫ができ、暮らしやすい家になります。