デザイナーズ不動産に迫る(石川県/教諭/50歳/男性)

僕は石川県に住む50歳の教諭です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


デザイナーズ不動産といえば、デザイナーズマンションを想像する人が多いと思います。都心で次々と建築されているタワーマンションの多くが、有名デザイナーが設計に携わったことを売りにしている、デザイナーズマンションです。こうしたタワーマンションの住み心地は実際のところ、どうなのでしょうか。不動産をめぐって、たくさんの口コミがありますが、さくらもいそうですし、それだけを鵜呑みにするのは難しいものです。そこで、今回は、デザイナーによって設計されたタワーマンションの現実を探りたいと思います。デザイナーが設計することの一番の特徴は、独創的で斬新な間取りにあります。壁を極端になくして、ひとつの大きな部屋にしてみたり、柱を利用して芸術的なデザインにしてみたりするのです。


こうした独創的なデザインは人によって合う合わないがはっきりします。デザイナーズマンションの購入や賃貸を検討している方は、まず最初に、自分の目で直接マンションを見に行くべきです。毎日の暮らしをそこでするわけですから、自分の好みに合わないと地獄の生活になってしまいます。個性が強いということは、好き嫌いがはっきり分かれるということなので、他人の意見はあまり参考になりません。その人にとって居心地がよくても、自分にとってもいいとは限らないからです。それゆえ、こうした物件を選択する際は、とりわけ内覧が重要になります。現地に赴くことを怠らず、不動産説明会や内覧に出かけ、確認しましょう。この際、いくつか異なる物件をみて、比較するとよいでしょう。