分譲マンションのメリットとデメリット(熊本県/観光コンサルタント/21歳/女性)

私は熊本県に住む21歳の観光コンサルタントです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


分譲マンションとは、購入することで建物の一部分において所有権を持つことができる集合住宅のことです。つまり全体としては、多くの人数で所有権を少しずつ持っている状態ということです。全体を大勢で共有している以上、守らなければならないルールやマナーは多いです。たとえば大きな物音を立てると、隣の部屋や下の部屋に響いて、そこの住人の睡眠の妨害になったり勉強の邪魔になったりします。部屋の中にゴミをためていると、その匂いが窓やベランダから周辺の部屋にも届いてしまいます。逆に、近隣にそのようなことをする住人がいた場合、快適に生活ができません。しかも分譲マンションは賃貸とは異なり、快適に生活ができなくても、簡単に退去することはできません。


ある意味共同生活をしているようなものなので、そのことを常に念頭において、他の部屋の住人に迷惑をかけないように、また迷惑をかけられることを想定した上で暮らさなければなりません。これが、分譲マンションのデメリットです。しかしメリットも非常に多くあります。共同生活のようなものですから、住人には、自然に連帯感が養われます。何か困った時に、相談できたり助けてもらえたりするのです。たとえば旅行で数日間留守にする場合でも、隣の部屋の住人に何かあった場合の連絡をお願いしておけば安心です。ファミリー向けの分譲マンションの場合、同じ年頃の子供がいる場合も多いので、一緒に遊ばせたり近隣の学校に関する情報交換ができたりするので、お互いに利益になります。このように、住人同士の関わりがあるからこそ便利といえる部分も多いのです。