私は富山県に住む45歳の弁護士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
中古マンションは新築に比べて価格が安いというメリットがあります。ですが、デメリットもあります。今回は中古マンションを購入するデメリットについてご説明します。まず1つ目ですが、築年数が経過していることです。中古なので築年数が経過しているのは当たり前です。ですが、築年数が経過しているということは、補修や改修が必要ということです。目に見えるところだけでなく、内面的な部分も見ていかなければいけません。2つ目ですが、新築に比べて中古は管理費が割高な可能性があります。それは管理費や修繕積立金といったものが、築年数が経過するにつれて増加するためです。中には2倍から3倍高くなっている物件もあります。購入の際には、管理費も確認しなければいけません。
3つ目ですが、一定の条件をクリア出来ない場合ですが、住宅ローンの返済期間が短縮される場合があります。それは、担保価値や耐用年数といった問題からです。そして住宅ローン控除は必ず受けられるものではありません。築年数の経過によって受けられない場合があります。4つ目ですが、中古マンションの場合は販売会社からではなく、不動産会社から買うことになります。そのため、仲介手数料を払わなければいけません。購入費以外に仲介手数料を払わなければいけないのはとても大きな痛手です。5つ目ですが、新築と違い、他の住人のコミュニティーは出来あがっています。すでに出来あがっているコミュニティーに溶け込むのは努力が必要ですし、全員がうまくいくわけではありません。価格や良いところだけを見ず、デメリットも見るようにした方が良いです。