一戸建ての耐用年数の傾向(富山県/通信士/54歳/男性)

僕は富山県に住む54歳の通信士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建ての購入を考えている方がいると思います。その方は買うであろう家にどのくらい住むことができるか気になると思います。また、今住んでいて、今の家に後どのくらい住めるのかが気になる方もいると思います。そのような方に、耐用年数について紹介します。一般的に一戸建ての耐久年数は30年前後と言われています。これだけ聞くと、たった30年の家のために数千万もの大金を払うのは馬鹿馬鹿しくもったいないと思う人も多いと思います。また、築20年から30年ぐらいの家に住んでいる方はもう寿命なのではないか、災害には大丈夫なのか、などという心配をなさると思います。しかし、一戸建ての寿命は必ずしも30年で寿命とは限りません。


まず、現在建てられている一戸建て住宅は、木造・鉄骨・鉄筋コンクリート関係なく、耐震性や耐久性が十分に確保されています。そのため、30年はおろか50年、またはそれ以上もつ住宅がほとんどです。工務店や大工さんとしっかり相談した上で建てた家は建物はもちろん、信頼の上でも安心と言えるでしょう。また、既存の住宅でも、管理・手入れをしっかりと行い、愛着を持って暮らすことで30年、50年以上住むことができます。つまり、きちんと施工・管理された住宅なら長寿命ということです。ではなぜ一戸建ての耐用年数が30年と言われているのでしょうか。それは現在解体されている住宅が平均して築30年だからです。以前の住宅は、耐震性に問題があったり、断熱材が不足していたりするために、現代の住宅への建て替えが進んでいるからです。