一戸建てとは資産であるという不動産購入法(宮崎県/芸術家/75歳/女性)

私は宮崎県に住む75歳の芸術家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マイホームは人生で最も大きな買い物です。ほとんどの人が銀行から融資を受けて、30年とか35年といった長期返済の住宅ローンを組むことになります。それだけに購入する時には慎重に、そして計画的に進める必要があります。特に重要なのが優先順位です。小さな子供がいる家庭ならのびのびと育てたいという思いが一番にくるかもしれません。子供がいない夫婦共稼ぎの家庭なら通勤に便利な場所が一番かもしれません。のびのびと育てたい場合は、多少不便でも郊外の広い庭付き一戸建てを選択することになります。通勤に便利な物件なら、駅近のマンションということになります。このように優先順位によって、マイホームの購入を考えることが大事です。


優先順位の他に大事なことは、将来の家族構成を考えることです。今は小さな子供がいても、成人すれば巣立っていきます。今は夫婦二人の共稼ぎでも、子供ができるかもしれません。ローンを支払い終わる30年後、35年後を想定した時、年老いた両親を引き取ることも考えられます。長期的に見れば家族構成は変化します。その変化に対応できるような不動産物件を購入するのが、マイホーム取得で失敗しないポイントになります。そんな先のことまでわからないという場合は、マンションよりも一戸建ての購入を考えるべきです。なぜなら一戸建てとは資産だからです。国土の狭い日本で最も強い資産価値は土地です。将来どのように家族構成が変化しても、土地という資産が付いている一戸建てがあれば、いかなる状況にも対応できるのです。