一戸建てに必要な様々な維持費(栃木県/訪問介護員/53歳/男性)

僕は栃木県に住む53歳の訪問介護員です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建ての維持費の重要性について近年注目が集まっています。これまでは、30年程のスパンで使い捨てのように建て替えが行われてきた一戸建てですが、限られた資源を大事に使おうという意識が高まっていることから、維持管理を行うことに重きが置かれるようになったのです。そのため、新築の一戸建ての場合には、従来のものより耐久性の高い良質な物件が好まれるようになってきました。また、中古物件に関しても、少子高齢化による空家が急激に増加していることから、その解消のために積極的にリフォームやリノベーションを施して販売が行われています。既に一戸建てに住んでいる場合には、できるだけ長く住み続けられるように、維持管理が行われています。


一般的に、一戸建ての維持費として、外装や内装の補修費や白蟻対策費、キッチンやバス、トイレの回収費などが挙げられます。しかし、近年では、長期優良住宅の実現を目指して、地震などに耐えられる補強を行うことも維持費の一つとして考えられています。また、近年エネルギー対策のために普及し始めた太陽光発電設備の導入など、新たな設備を取り付けるための費用も維持費の中に組み込まれています。老後まで快適な環境で生活を行うためにも重要になってくる費用です。経年劣化の部位のための補修費や交換費、より良い生活環境を整えるための設備の導入費、時代に合わせて行う補強費など、様々な費用が必要になるため、物件を購入した時点でその積み立てを始めることが必要になります。