一戸建てのローンは公的融資を検討すべき(大分県/車掌/24歳/女性)

私は大分県に住む24歳の車掌です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建てを購入する場合、ほとんどの人が住宅ローンを組むことになります。住宅ローンの借入先は、大きくわけると公的融資と民間融資の2つがあります。公的融資には住宅金融公庫、年金住宅融資、財形住宅融資の3種類があります。最も一般的なのは住宅金融公庫の公庫融資です。これは70歳未満で毎月の返済額の5倍以上の月収があれば誰でも申し込むことができます。例えば月収が30万円なら、毎月6万円を返済するローンが組めるのです。ただし対象となる住宅の土地や建物の広さや、建築基準など細かい条件があります。それほど厳しい基準ではないので、ほとんどの人が融資を受けられるようになっています。またバリアフリーや省エネなどの工事を行う場合は、割増増資も用意されています。


公庫融資には収入による制限があります。年収が800万円以下の人なら価格の8割まで借りることが可能です。800万円を超える場合は5割までしか借りることができません。公庫融資のメリットは、何といっても長期固定の低金利で借りることができる点です。民間融資と比べるとかなりお得です。その他に、年金住宅融資があります。通称年金融資と言われるものですが、公的年金に3年以上加入していれば誰でも借りることができます。ただし公庫融資に比べると融資額が低くなっています。それでも夫婦のそれぞれが申し込むことができるので、合わせればそれなりの金額を借りられるということになります。一戸建てを購入する時は民間融資を考える前に、公的融資をまず検討するのが賢いローンの利用法です。