一戸建て住宅新築時のポイント(大分県/フライトアテンダント/35歳/男性)

僕は大分県に住む35歳のフライトアテンダントです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


憧れのマイホームである一戸建て住宅を新築する際、気をつけるべきポイントはどんなところでしょうか。まずは立地です。親から土地を譲り受けて建築する場合は検討のしようがありませんが、土地を持っておらず土地から探す方はどのような場所に建てるかがとても重要になります。もちろん駅に近い、通勤に便利、文京地区である等のポイントは土地の検討の際に押さえやすいところだと思います。しかし、忘れてはいけないのは災害への強さです。地震や水害などの災害はもはや他人事ではありません。ニュースなどでも豪雨の被害に遭った家をご覧になったことがあるかもしれませんが、まだ見ぬ大事なマイホームを被災させないためにも、災害の影響が最低限になる立地を検討しましょう。


では、検討の際にはどこに着眼すればいいのでしょうか。まず、海や川の近くではないか。そして、海抜何メートルの土地なのか。かつて何百年も昔に海や川だったところではないか。これらの情報は市役所でハザードマップなどの情報と一緒に調べることができるでしょう。今はインターネットで昔の地図と重ね合わせることができる地域もあります。不動産屋や施工店では手に入らない情報ですから、しっかり自分で調べなければいけません。また、地盤についても施工店任せにせず、どのような方針をとるかしっかりと相談しましょう。現在は地盤調査の結果に対してセカンドオピニオンの立場から再調査を行って保険をかける業者もあり、地盤改良をどの程度まで行うか判断を求められます。保険つきの最低限でいいのか、補強を重視するのか、自分で基準を持って施工店と納得するまで話し合えることが理想です。