一戸建てに関する維持費(愛媛県/アクチュアリー/44歳/女性)

私は愛媛県に住む44歳のアクチュアリーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建ては、自分の資産になるので、マンションのような賃貸よりも住居としての機能は保障されています。ただ、メンテナンスを含め維持費が結構かかるのも事実です。一戸建ての場合、個人で維持管理費を負担する必要があります。マンションの場合は、管理会社が建物を良好に維持できるように経費を試算し、一定額を負担していけばよいので手間や負担は軽く済みます。ところが、一戸建ての場合、維持管理費は個人で計画する必要があるので手間もかかりますし、費用の負担も大きくなります。木造住宅の場合、寿命は30年といわれています。それを超えて住み続けるには、修繕費用が必要になってきます。そういった将来のことを見据えて維持管理計画を立てなければなりません。


一戸建ては資産だということを最初に述べましたが、資産であるということは当然税金がかかるということです。固定資産税という税金を払わなければなりません。固定資税は土地の評価額に対して金額が決まってきます。土地1000万円の場合にはおよそ14万円の税金がかかってきます。年間10万円は固定資産税として払う必要があることは知っておきましょう。また、保険も重要です。火災や自然災害によって、大切な家が損害を被った場合に莫大な修繕費用がかかります。その費用を軽減するためにも保険に入ることは必須です。住宅ローンを組むときに火災保険に入ることを義務づけている金融機関もあります。火災保険に自然災害保険にも加入すると費用もかさみますが、大切な資産を守るためにほ必要不可欠といえるでしょう。