僕は富山県に住む55歳の守衛です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マイホームを購入する時、一戸建てにするかマンションにするかはどちらのメリットを取るかによって決まります。同じ予算で選ぶとすれば、交通の便が良い物件を購入できるのはマンションの方です。一戸建てで交通の便が良い物件を購入しようとするとかなり高額になります。このことからも、通勤通学に便利で商店街が近くにある、利便性の良い立地に住むのならマンションを選ぶことになります。家族構成から見た場合、一人暮しや夫婦の二人暮らしなら利便性のあるマンションの方が適しています。しかし子供のいるファミリー層や高齢者も同居する3世代なら、多少不便でも広さのある一戸建てを選んだ方が適しています。また資産価値という側面で見た場合は、一戸建てが有利になります。
国土の狭い日本では、資産として最も価値があるのは土地です。一戸建ての最大のメリットは土地を所有できるという点です。建物は時間がたてば劣化していきますが、土地があれば建て直すことができます。また歳を取って家の維持管理ができなくなったら、土地を売って小さなマンションに移ることもできます。日本では土地という資産を持っているだけで、かなりゆとりのある生活設計ができるのです。これからマイホームの購入を考えている人は、将来の生活設計まで視野に入れた住宅選びをすることが必要です。これからの日本は少子高齢化が進んで、住宅や土地が余る時代が来ると言う人がいますが、それでも土地神話は厳然として生き残るはずです。庭付きの住宅を選ぶか、集合住宅を選ぶかは、将来の生活設計を考えて選択すべきです。