私は千葉県に住む63歳の中小企業診断士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建てを買おうとする時には、新築で買うか、中古で買うかが迷うところでしょう。新築で買うのも、金銭に余裕があればお勧めです。やはり、ほとんどの人で一生に一度の購入物ですから、自分のものという感覚を味わいたいですからね。また、何より綺麗で、建築技術も進歩しているので、災害やもしものときに強いといったメリットもありますし。しかし、現在不動産業界で注目されているのは、中古一戸建ての方です。「せっかく一戸建てを買うなら、中古なんていやだ」という方もそれなりにいらっしゃると思います。その意見も正しいと思います。しかし、中古一戸建ては、住むにしても、不動産としても価値は非常に大きいのです。中古一戸建てとは、どのようなメリットを持った物件なのでしょうか。
なによりのメリットは、中古一戸建ては、新築のものに比べて格段に安いということです。ほとんど同じ立地で同じ間取りでも、1000万円程度安くなっているといったデータもあります。「でも10年以内のところは、まだ高いんでしょう」と言われる方もいますが、そうとも言い切れません。なぜなら、一戸建ての場合時間経過によって、ほとんど変わらない価値を持つのは、土地の価値だけだからです。一般に、木造が多い一戸建てでは、わずか数年で建物の不動産的な金銭価値は、ほとんどなくなってしまう場合が多いのです。なので比較的築年数の低い一戸建てでも安くなっています。さらに、現在市場が活発であり、各業者の競争意識によりさらに安くなっているところなのです。費用というのが、現実的に1番重要な問題だと思います。ぜひ中古一戸建ての購入を検討しましょう。