一戸建ての耐用年数とメンテナンス(高知県/カラーコーディネーター/48歳/男性)

僕は高知県に住む48歳のカラーコーディネーターです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建ては、メンテナンス次第でいくらでも耐用年数を長くすることができると言います。基本的な管理を続けることで、木造の一戸建ての場合だと約30年はもつとされています。また、メンテナンスを上手に行えば、それ以上の年数を実現することができるようになります。日本ではあまり文化的に根付いていませんが、欧米などでは新築中古を問わず、住人自らの手で補修を行って耐用年数を長くすることが当然のように行われています。そのため、どんなに築年数が経過した物件であっても、適切なメンテナンスが行われていて綺麗な状態を保っているのであれば、高値で取り引きが行われています。耐用年数は、メンテナンスの有無に左右されると言えます。


メンテナンスの中でも忘れられがちなのが、家の構造内に潜んだ設備です。屋根や外壁、フローリングなどは、表に出ていて劣化具合がわかりやすいものですが、床下の白蟻や湿気による壁の中の湿気、水道などの配管などは、改めて点検を行わなければ劣化具合を判断することができないのです。そのため、重篤な状況になる前に、業者などに依頼して点検してもらうことが必要になります。いくら見た目を美しく保っていたとしても、内部構造に問題がある場合には、耐用年数が短くなってしまいます。目に見えない部分だからこそ、日頃からの点検やメンテナンスを欠かさないことが重要になってきます。一生に一度の買い物とも言われる一戸建てに長く住み続けるために大切なことです。