4人家族に向くマンションの間取り(岡山県/ライトノベル作家/72歳/男性)

僕は岡山県に住む72歳のライトノベル作家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


日本の1世帯当たりの平均人数は、4人です。つまり、夫婦と子供2人というのが、一般的な傾向です。そこで、一般的な4人家族に向くマンションの間取りを、ご紹介します。4人家族にとって望ましい広さは、どのようなものでしょうか。大都市の場合、「住生活基本計画」で国が定める最低の広さは50平米で、望ましい広さは95平米とされています。最低と望ましいでは、倍近く広さに開きがあります。キッチン・トイレ・浴室・洗面所などの水まわりの広さには、大きな差はあまり見られませんが、寝室・リビング・ダイニングに大きな差が生じます。最低の50平米では、ダイニングのスペースを取るだけでいっぱいで、リビングのスペースは取れないと思われます。


個室でも、最低の50平米の場合、子供一人に割り当てられるスペースは、3畳しか取れません。一方の望ましい場合なら、5畳となりこの広さであれば、ベットと机は置けます。部屋数としては、50平米なら2LDKから3DK、95平米であれば3LDKから4LDKというところです。子供が小さい幼児ならば、リビング・ダイニングに隣接した和室があると暮らしやすいです。子供が学齢期・思春期ならば、リビング・ダイニングという家族が集まるスペースを通らないと、自分の部屋に行けないという間取りがおすすめです。子供が成人しているならば、小さいながらも各自が個室を確保し、キッチン・リビング・ダイニングをコミュニティースペースとみなすシャアハウス的な間取りが向いています。同じ4人家族でも、子供の年齢によって向いている間取りが変わります。