私は愛知県に住む26歳の水先案内人です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建て住宅というのは一般的には2階建てが多いものです。しかし、建築技術の向上や耐震設計の発展によって3階建ての一戸建て住宅も珍しくなくなってきました。比較的狭い敷地にある程度の部屋数と広さを確保する事の出来る3階建て住宅は、コスト面でも同様の間取りを持つ2階建て住宅よりも安く済むというメリットがあります。若い世代の住宅に良く見られるこうした狭い敷地に建つ3階建て住宅は、良く見かける地域と全く見られない地域とが有ります。それは、地域の区分による建ぺい率の制限によるものです。閑静な住宅街に多い第一種低層住居専用地域と呼ばれる区分の地域は敷地に対して建てられる建物の床面積が厳しく制限されています。
一方、商業地や準工業地、準住居地域など敷地に対する建ぺい率の制限が緩い地域には最近住宅が増えています。これは、比較的狭い敷地でも3階建て住宅にすることで居住スペースを広くとる事が出来るためで、1階をカーポート、2階・3階を住居にしている一戸建て住宅もあるほどです。マンションのようにワンフロアではないため、階段による移動が必須となるため運動量は格段に増えるかもしれません。重い荷物を3階まで持ってあがる苦労も出てくるでしょう。しかし、ちょっとした工夫で暮らしやすさは手に入れる事が出来ます。運動量の増加は美容体操、重い荷物は1階や2階にストックするという発想の転換によって、低コストで広い居住空間を手に入れられるのは良い事です。