私は大阪府に住む33歳の石工です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
3階建ての一戸建て住宅が増加しています。同じ広さの土地に床面積の広い住宅を建築できるからです。これは、容積率の高い地域でなければできません。また、土地の有効な利用方法ですので、土地の価格の高い都市部に多く、地方では少ないです。建築費はどうしても高くなります。基礎は2階建ての建物を支えるものとは強度が異なります。3階建ての建物を支えられる基礎でなければなりませんので、2階建てを増築して3階建てにするのは基本的に難しいです。それでも、限られた土地を効率的に利用できる点が魅力です。敷地内に建物を建築できる面積は建蔽率で決められています。容積率が許す範囲内で建物を上に広くすることも土地の有効な利用方法です。
最近は、家庭用のエレベーターの価格も安くなってきましたので、その普及も3階建て一戸建て住宅の増加に影響しています。どうしても階段を3階まで上がるのは面倒になりますし、高齢になると大変になります。そのため、家庭用のエレベーターを設置しているケースが多くなっています。3階からは見晴らしも良好です。一戸建て住宅が広がっている地域であれば、他の住宅よりも高い建物になりますので、眺めも日当たりも良好です。建物の面積が広いので、2世帯住宅として建築する人も多くなっています。容積率以外に建築する高さに制限のある地域もありますが、3階までであれば問題なく建築できます。家族構成などの家庭の事情によっては検討に値します。