私は富山県に住む25歳の評論家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建て住宅で3階建ては少ないですが、最近では少しずつ増加しています。特に二世帯住宅では多くなっています。土地の用途が第一種住居専用地域であって、建築基準法における建物の高さに制限がある地域であっても、その高さは10メートルは確保されていますので、3階建てまでは建築できます。元々2階建てだった住宅を増築して3階建てにすることも可能ではありますが、2階建てを前提として基礎が作られていますので、建物の重さが大幅に増すことは耐震性や建物の耐久性の観点では必ずしも問題ないとは言えません。したがって、可能であれば建築当初から3階建てにするか、既に建物があるのであれば、取り壊して建て直す方が好ましいと言えます。
二世帯住宅で、キッチンや水回りもそれぞれ独立して設置し、更には玄関も別にするのであれば、2階建てでは土地の広さにもよりますが、やや手狭になる場合があります。そのような場合に3階建てにするのですが、親の世帯が低層階に居住することが多いです。高齢になって階段を上がるのは大変になるからです。一方で、一戸建て用の小さなエレベーターを設置することによって、親の世帯を3階にする場合も増加しています。最初から、高齢の親と同居を前提に建築するのであれば、バリアフリーで手すりを設けて、家庭用のエレベーターまで設置するというのも予算が許せば検討できる選択肢になります。土地を有効に使えるという意味では高さを活かす一戸建ては価値があります。