3階建ての一戸建て住宅の特徴や注意点(群馬県/駅員/44歳/女性)

私は群馬県に住む44歳の駅員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建て住宅は通常は平屋か2階建てですが、駅前や繁華街などの都市部では3階建ての住宅が建てられることがあります。一般的に住宅が建てられる地域は法規制により、高層建築物を建てるための条件が厳しく定められています。また、住宅用の敷地を広く取ることができるので、3階建てにするメリットが少ないのが現状です。その一方で、都市部は地価が高額なため一つの建物が所有できる敷地面積が狭く、高層建築物を建てる条件も緩くなっています。そのため、部屋数を確保するために都市部の一戸建て住宅は3階建ての物件の割合が多くなっています。都市部に位置しているので通勤や買い物に便利で、土地の価格も高いことから資産価値も高くなる傾向があります。


3階建ての一戸建て住宅に居住する場合、日常生活を営む際に注意する点があります。建物の面積が狭いため廊下が少なく、階層の移動に用いる階段も角度が急であることが多いのが特徴です。そのため、入居する際は室内の構造や間取りをよく確認することが大切です。また、建物の重心を安定させるために浴室や物置は1階部分に作られることが多く、一日の生活の中で何度も階段の昇降を繰り返すことになります。高齢者や小さい子供がいる家庭では安全面について細心の注意を払う必要があります。周囲の環境によっては日当たりが良くない物件も存在するので、住みやすい環境を求める際には慎重に判断することが大切です。マイホームは家族が長く住み続けることが前提なので、住み心地の良し悪しに関しては妥協せずにこだわりを持って選択する姿勢が求められます。