3階建ての一戸建てでの動線(秋田県/歌手/72歳/男性)

僕は秋田県に住む72歳の歌手です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


最近では土地の事情や予算、通勤時間などの都合から狭い土地に3階建ての物件を立てる方というのが増えてきました。こういった一戸建ては狭い土地でなるべく広くスペースを使おうと考えた場合とても良いアイディアなんですが、もちろんデメリットもあります。その中でも一番大きくかかわってくるのが「動線」と呼ばれる物です。動線とは建物の中で人が自然に動く範囲や行動パターンを図式化したもので、一般住宅のみならず建築などを考える際に最も重要視されることです。一般的な二階建てや平屋の場合、二階に個人のスペースを置き一回に共用スペースを纏めるなどすることで動線を短くする工夫がなされるのですが3階建ての場合どうしても動線が長くなってしまいます。


というのもこういった3階建ての一戸建てというのは狭小住宅における工夫であるため共用スペースがバラバラになりならざる得ない事が多いというのと階段の上り下りという上下の行動が多くなるという事の二つが原因となり動線が長くなってしまうのです。それを回避するために、一般的に水場などは一階に作られることが多い所を3階建ての場合二階に作り上からも下からも行きやすくしたり、各階に小規模ながら料理が出来るスペースを設けるなどの工夫がなされている居るのですが、階段の上り下りが多くなってしまうというのはどうしても避けられません。なのでそれを少しでも回避する方法として、収納を多くしたり工夫することなるでなるべく上り下りを減らす工夫がなされているのです。