3階建ての一戸建てが多い地域もある(愛媛県/国際公務員/70歳/男性)

僕は愛媛県に住む70歳の国際公務員です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建ての多くが2階建てです。家族の人数や形態にもよりますが、主に1階にキッチンやリビング、バスルームが設置され、2階に寝室やプライベートな空間を設けるのが日本のスタンダードな住宅です。しかし、地域によっては3階建てが多い地域もあります。雪国では冬に雪が積もることから、ガレージインを選択する家庭が多く、また家族ひとりひとりが車を所有しているので、必然とガレージが広くなってしまいます。そのため、1階部分を車庫として利用する家庭も多く、実際の居住スペースは2階と3階と言う家が多く見られます。雪国の場合、除雪作業だったり車の窓が凍ってしまい、すぐに車を動かすことが難しい時もあるので、ガレージインが好まれるのです。


また最近は、狭小住宅と言って小さなスペースを上手に使ったデザインハウスが人気を呼んでいます。これらの住宅の特徴は、ただ縦に長いだけでなく、見た目とは裏腹に間取りがゆったりめに作られており、窮屈さを感じないデザインになっています。窓の一部を鏡にし、奥行きを演出したり、部屋を吹き抜けにする、ロフトを上手に使い部屋として機能させたりと、様々な工夫が見られます。一般的な住宅に比べると段差が多くなってしまう傾向にあるので、将来的なことも考えて間取りを設計すると、後で無駄がありません。例えば、老後に1階部分で生活ができるよう水回りは1階に集中させる、3階には使用頻度の少ない部屋を持っていく等、工夫できることは色々あります。