2人暮らしのマンションの間取りの選び方(宮崎県/メイクアップアーティスト/65歳/男性)

僕は宮崎県に住む65歳のメイクアップアーティストです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの間取りを考える時、何人で住むのかによってどの程度の広さのマンションに住むのかが決まってきます。では、2人家族に向く広さはどのようなものでしょうか。また、二人といっても夫婦、親子、兄弟など、家族構成によっても向く間取りは異なってきます。まずは、二人家族に向く広さの目安としては、望ましい広さは都心部で55平米程度です。55平米あればリビング・ダイニングのスペースが有効に活用でき、寝室も10畳の広さが取れます。特に、夫婦ではない二人家族であればそれぞれ独立した個室がある2DKや2LDK、広さは40平米以上あった方が良いと言えます。ただし、子どもが小さいうちや、兄弟が同性であれば、1DKでもやりくりできます。


1DKの場合は、和室の方がスペースの有効活用がしやすく、スッキリ暮らせるでしょう。寝室に和室を使い、ベッドではなく布団にすることで日中の部屋の広さを確保できます。それでも、成人した親子であったり、お互いの生活リズムが違う場合は、やはりそれぞれの部屋を確保しなければ片方にストレスがかかることも出てきます。とくに生活時間帯が異なる場合は、寝室を同じにしていると一方が先に寝ているところにもう一方が帰宅し、その気配で覚醒してしまい、睡眠障害を引き起こしかねません。いずれかが結婚するなどで一時的に2人家族になっている場合は別ですが、長い間同居することを前提にマンションを選ぶのであれば、お互いの生活リズムを守るためにも部屋は別々に持てるような間取りにした方が賢明といえます。