1Rの不動産物件の間取りについて(埼玉県/映画スタッフ/29歳/女性)

私は埼玉県に住む29歳の映画スタッフです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


不動産物件の間取りにワンルームという形態のものがあります。記号で書くと、1Rとなります。アパートやマンションの部屋の中で最も基本的な間取りと言われており、主に一人暮らしの人向けの物件と言われています。玄関から入ってすぐの所に一つの大きな居室があり、その一角にキッチンスペースが設けられています。居室とキッチンスペースの間には何の間仕切りもありません。そのため、一つの居室がリビング・ダイニング・キッチン・寝室・書斎等の全てを兼ねることになります。ただし、物件によっては、別室にトイレやバスがついている場合もあります。一人暮らしの場合には、20平米程度の広さが最適とされていますが、カップルなどで生活できるように30平米以上で設計されている場合もあります。


ワンルームと言うとリーズナブルな一人暮らし用の物件と思われがちですが、最近では、あえてワンルームの構造で作られたデザイナーズ物件も登場しています。広いスペースにあえて壁や仕切りを設けないことで、開放感のある部屋を実現することが可能となっています。ワンルームと言っても、デザインやインテリアによって、高級感溢れる感じに仕上がっている場合もあります。部屋の全面がベランダやバルコニーに面することになるため、部屋の中は風通しが良く、光も入りやすくなっています。ワンルームは、普通の間取りでは満足できないという人や、個性的な部屋に住みたいという人、趣味などの関係でその方が過ごしやすいという人に最適な物件と言えます。