高齢者が住みやすいマンションの選び方(青森県/看護師/36歳/女性)

私は青森県に住む36歳の看護師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


高齢者になっても住みやすいマンションの選び方のこつは、通勤通学をするときに便利だという視点だけで選ぶのではなく、高齢者になってからの生活のことを考えて選ぶようにすることです。価格の安さだけにつられて駅から遠い郊外のマンションを選びますと、高齢者になってからの生活がとてもつらくなります。駅から遠い場所ですと、年をとったときに毎日買い物に出ることもつらくなってしまいます。また、きつい勾配の坂道の上にある物件も避けるべきです。高齢者になると坂道の上り下りがつらくなるほか、万が一脳梗塞で倒れるなどして車椅子の生活を強いられるようになったときにとても不便な思いをすることになるからです。また、脳梗塞を起こすと車の運転もできなくなることもあります。


高齢者になると車の運転は危険と感じる人が多くなるため、多くの人が免許を返上しています。しかし、免許を返上した状態で駅から遠かったり、坂道が多い場所に住んでいますと、身体的な負担も経済的負担も大きくなってしまいます。これからは65歳から70歳まで定年を延長しようという時代になりつつありますで、そのようなときにも対応できるように、できる限り駅に近い路線を選ぶようにしましょう。駅まで数分で歩いていくことができる、あるいはバスに数分乗ればすぐに駅に行ける、利便性の高い物件を探すのが一番理想的です。また、年をとってから引越しをしなければならないということのないように、便利で住みやすい場所の物件を選ぶようにするとよいでしょう。