駅近マンションのデメリットも知っておく(滋賀県/保育士/41歳/女性)

私は滋賀県に住む41歳の保育士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


分譲マンションの駅近物件は、相変わらずの大人気です。これは資産としての保全性や、通勤通学の利便性に優れていることなどが、駅近マンションのメリットであると認知されている賜物です。駅近物件を購入する際は、後悔しないためにもデメリットも理解しておくことが必要です。まず周辺環境ですが、駅周辺は繁華街となっている場合が多く、買い物や食事には便利な反面、パチンコ店や風俗店などの女性や子供にネガティブな影響を与える施設が営業している場合があります。また人通りや交通量も多いので、騒音問題が発生しやすい特徴があります。次に治安面ですが、駅周辺は不特定多数の人々が行き交います。したがって不審者の侵入が容易なエリアでもあります。


駅近マンションではオートロックの設置は常識ですが、防犯カメラや入退室管理システムも欲しいところです。できれば、警備会社とも契約しておいた方が得策です。またこのエリアは建物が密集して建っていることがほとんどですから、周囲の建物の影響で購入した物件の眺望、日照や通風などが阻害される可能性もあります。周囲にどんな建物があるのかも、内見時には必ず確認しておきましょう。そして駅近マンションの最大のネックは、何と言っても販売価格が高めの設定となってることでしょう。築年数と専有面積、それにグレード感がほぼ同じ物件でも、駅に近いか否かで100万円単位の価格差が生じることが普通です。駅の近くに住まうことで、本当にその価格差に見合うメリットが享受できるのか、デメリットも理解すると共に、自分と家族の生活スタイルを改めて見直してみることが有益です。